東京理科大学 辻本研究室 江戸東京都市防災ブログ

江戸の防災・東京の防災について日々感じる事を書くサイト

辻本先生・西田先生の下で、主に「都市防災」「防災にまつわる法規制」「江戸の大火」について研究を続けています。
ここでは、各自の研究内容・研究に関する情報の他、日々アンテナを張って得られた「防災に関するさまざまな情報」も発信していきたいと思っております。

執筆:東京理科大学 辻本研究室
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岩手県において小中学生の死亡率が低い理由
 研究室の西田さんが図1にまとめているように、東日本大震災における年齢階層ごとの死亡率(注1)では、岩手県の10−14歳が極端に低い。

図1

その理由は、
1)元々、岩手県では標高の高いところに小中学校があった。
2)小中学校における防災教育が徹底していて、避難がスムーズに行われた。
が考えられる。

 以下、1)を検証するために、被災した宮城県と岩手県の基礎自治体(仙台市では宮城野区、若林区に限定)を抽出、これらの自治体にある小中学校を各県教育委員会のHPから抽出、各小中学校のグランド面での標高をグーグルアースで検出し、表1を得た。
図2
 岩手県での母数174、宮城県での母数255で、二件の結果を図2に示す。
 宮城県では標高10m未満が46%を占めるのに対して、岩手県では12%であり、岩手県では元々標高の高いところに小中学校があったことがわかる。
 この結果に、各自治体を襲った津波の高さ、それぞれの被災程度を加えることで、より具体的な分析が可能になろう。街づくり等の参考にと思い、作業半ばであるが公表することとした。(辻本)

(注1)岩手県及び宮城県の太平洋沿岸にある死者が発生した都市の年齢別人口(平成22年度国勢調査)及び警察庁緊急警備本部資料(2011.5.20)による年齢別死者数を用いた。なお、仙台市は宮城野区及び若林区のみを対象とした。
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